大人が子供に与えるファンタジーの難しさ
園生活がファンタジックすぎる。
絵本の妖精と手紙のやり取りをしている下の娘のクラスのみんな(と先生)。
妖精から届いた妖精パーティーの招待状で、お泊まり保育はすっかり妖精カラー一色になった。
ごたっこに「たまねの園に今日は妖精がくるんだって」と自虐的に話すと「えー!ごたには鬼しかこないよ」と言ってたのが面白かった。そのくらいが丁度いいなぁ。
お泊まり保育中のビデオ上映で、妖精に変装した先生たちのことを「みんな本当に信じてくれて」とお泊まり保育での妖精パーティの成功ぶりを保護者に報告する担任の先生。
うちのチビ子さんはディズニーのアリエルですら踊りを習っただけの普通の人だ、と言うくらいなので、当然妖精ごっこもチビ子眼でみており、お泊まり保育の帰り道には浮かない顔で「先生がウソをつく…妖精はいなかった」とちょっと悲しそうに帰ってきた。
親としては複雑な境地なので、先生たちの身体に妖精が取り憑いた説もありえる、それならば先生が嘘をついているのとはちょっと違うのかも?と説明してみた。(実際取り憑かれてるようなもんなので我ながらナイスアイデア!)
ファンタジーの介入が行き過ぎる気がして普段から心配だったけど、子供と先生の信頼関係が崩れるといけないので、この際先生が落ち込まない程度に相談してみようと思う。
大人プレゼンツのファンタジーはセンスと引き際の見極めとファジーな余韻の作り方が3大要素なんじゃないかと改めて考えてみた出来事でした。