本日もかき氷作ります。
昨日の準備中の風景。
本当はまだ夏休み中のまあるいぱんやさんも、ぱんを焼いてくれました!
入口のスペースにテーブルと椅子を用意しています。屋根があるのにパラソルも立てました 笑
かき氷は平日なので器を変えて、プレの時と比較してボリュームアップしています。
本日はラストデー。全種類登場です。
◯All 350円
◯ミルクがけ +50円
●ほうじ茶&玄米コーヒー
無農薬ほうじ茶と玄米を使った、黒糖風味の香ばしいシロップです。この組み合わせが絶品なんです。意外な組み合わせをお楽しみください。
●人参レモンジャム
野菜のソース。なんと氷にも合うんです。ちゃんとスイーツになってる!と感想をいただきました!
●アールグレイゼリー
アールグレイの香りが氷にまとって上品で涼しげなお味です。ミルクがけの相性がもちろん抜群です。
うちの子たちはゼリーのままで食べるのもお気に入りなので大人だけでなくお子さんもおすすめ。
●ブルーベリーヨーグルト
甘酸っぱくて夏らしいこどもに人気のソースです。
ミルクかけで甘さプラスでさらにおいしく!
かき氷を作ります
南大泉のまあるいぱんやさんにて
8/29(水)、30(木) 10:00〜15:00
(なくなり次第終了します。)
アールグレイゼリーのかき氷
そして前回も登場しました、
ほうじ茶と玄米コーヒーのかき氷
を2、3種ずつの予定です。
よろしくお願いいたします。
まあるいぱんやさんのblogはこちら
https://yaplog.jp/maaruipanya/1
バランスを欠く
振り返ると一ヶ月も更新なしでした。
前回更新の少し前に獣医さんから告げられ、愛犬が余命数日間だということを知り、数日の間、我が家だけ外の世界から切り取られたかのように、特別ゆっくり流れる時間を過ごしました。
それから愛犬を見送り、ひと月経ちました。
洗濯機を回す時に、まともに洗濯物を分別できているようなこと(意識がちゃんと洗濯に向かっている感じ)がすごく久しぶりだということにふと気がつく。
そんなことすらままならなかった日常生活。
一個ずつ、少しずつ戻ってきている。知らないうちに戻ってきているけど、そこまでもいつもと違う場所に流されていたことにも同時に驚きを感じた。
誰もが身近なものの死を、傍目にはそっと受け入れているように見えるけれど、死が訪れることも大きな生の流れの中の一部の日常だとも思うけれど、これまで当たり前だった生活を編成していたもののバランスを欠くということは、再構築するまでにかなり時間がかかるということや、新たな価値観を掴んで補修することで欠けが補われていくのを改めて痛感している。
…というわけで、かき氷作りにもやっとやっと向き合えるようになりました!お知らせはまた後ほど。
ひと夏のかき氷屋さんプレオープン
ひと夏のかき氷屋さん、昨日のプレオープンには真夜中の告知にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただき有難うございました!おかげさまで予定時間よりも早く完売になりました。
涼しげなかき氷とは裏腹に、夏バテで前日夜からの記憶が薄れかけ、シャワーも浴びずに眠り変な時間に告知し、やっぱりもっと休まねば、と思って二度寝した結果寝坊して細かい準備が間に合わず!うちのしゅかさんが看板を作ってくれたり、オープン中もサクサクと手順を覚えて的確なサポートをしてくれて大助かりでした!
彼女は本当にジョーカー?トリックスター?というのか、何かしらの大きな働きをしでかしてくれます。ふつーの状態っていうのがあんまりない。
娘の話はさておき、暑い中、初日でたくさん至らないこともある中でお越しくださったみなさまに感謝です。付き合ってくれた4人の子供たちと、そしてそしてまあるいぱんやさんにも!
日替わりで別のかき氷も登場します。
サイズもバリエーション出したいとか、かき氷のサイドメニューでごはんメニューもやってみたいとか気持ちだけは前のめり!またお付き合いいただけたらと思います。
+オープン予定日+
8/2(木)
8/22(水)
8/23(木)
8/25(土)
8/29(水)
8/30(木)
高畑勲氏の追悼特別号
『平和を育てる大泉9条の会』で2年前、同会の会員でもいらっしゃる高畑監督の講演があり、地域の子育て世代の声も聞きたいという監督のリクエストで登壇しお話しさせていただく機会を頂いたご縁で、今年春お亡くなりになった監督の追悼特別号が同会から出されるということでお声かけをいただき、監督や平和への思いを込めて寄稿させていただきました。下記に本文を載せておりますのでご覧下さい。
無題で提出したところ、平和の会のM様に素敵なタイトルをつけていただきました。内容をよくよく汲み取ってもう一つの『声』を付け加えていただけたことを大変嬉しく思います。
以下本文です。
喜び、悲しみ、苦しさを包む「生」
高畑監督の遺作となってしまったわたしの大好きな『かぐや姫の物語』。高畑氏の前で感想を述べる機会を頂いた時には、ちっとも言葉になっていかなくて『人生観を大きく変えてくれた作品でした』とだけお伝えするのがやっとでした。どこまでも突き抜けていくような晴れ晴れとした喜びも泥臭い悲しみや苦しさ、なにもかも引っくるめて生と死の間に今日も生きているということを噛み締めて生きていこう、という力を与えてくれた生々しい作品でした。
ほか、どの高畑監督の作品からも、切なくなるほど生きることや暮らしへの愛を感じると共に、同調圧力、全体主義への反抗、少数派が多数派に圧迫され辛酸を嘗めながらも、それでもこの生を生きている。というメッセージが一貫して描かれているように感じてきました。高畑監督の映画は深い部分での共感を与えてくれた作品でいっぱいです。
高畑監督の代表作の一つである『火垂るの墓』においては、反戦映画としては役に立たないのではないかと高畑監督のお話を目にしました。この映画のもつ無垢な存在を巻き込んだ悲惨さ切なさの鮮烈なイメージ。そんな悲しみを回避するための自衛の手段であるということを建前に、反戦のメッセージとは反対の道具にされてしまうのではないかと危惧されていたといいます。
『火垂るの墓』が反戦映画になり得ないというよりは作中に、それっぽいリアリティではなくまざまざとリアルが横たわるが故に反対の効果も持ってしまうというジレンマ。人類はそんなパターンで争いを繰り返し今日までに至っている生き物とも言えると思います。争いと平和という表裏一体のものを、平和だけをくり抜き永続していくために日々自分ができることを、与えられた生の中でずっとずっと考え続けたいと思います。街の外れから終わらない苦しみを永遠に繰り返し続ける清太と節子に今日も見守られながら。